ここ数日、頭を過ぎる事、、、、、

ヂュッセルドルフの事。。。。。。そして日本社会、、、、、、

若い頃はどちらかと云えば、日本社会から間隔を置き行動していた、、、と、、、言うよりは、離れていたかった、、、もっとはっきり表現すれば、遠ざかって、なるべく近づかない様に気つかって行動していた。。。。。。。それから うん十年後、、、現在は日本人社会と つかず離れず の状態を保ちつつ。。。。。この状態が最良。

デユッセルドルフでは一時期、かなり日本人会と協力し様々な企画を立てたがここハンブルグに来てからは一切そういった事から離れた静かな自分自身の生活を楽しんでいる。

デユッセルドルフ近郊の歴史散策を企画したり古城めぐりの様な事もしたが、なにせドイツは第二次大戦で歴史的建造物はかなり破壊され、或いは、かっての古城は顧みられず取り壊され、その威風堂々とした城、館はアッケラカンとした広場となり、、、日本の歌にある、、、、荒城の月 の歌の如くに何か空虚な空間を前にするばかりとなっている。

ヂュッセルドルフの近郊には、かってライン川に沿いに城が競い合い建っていたという事だが、現代21世紀には、その ドウニか コウ二カ 生き延びた遺跡さえも きれいさっぱり と取り払われ、そのかっての城がいかに栄え、人々が行き交ったという説明が清潔で小綺麗に清美されたかっての居城跡に アッケラカン とその使命を 事務的にはたして いた。。。。。。。何か言いようのない、どうしようもない感覚に囚われ、唯唯悲しみと複雑な感情に襲われた。。。。。知恵をしぼり、他の方法はなかったのか、、、その時代の息吹、さんざめき、、、、その時代の人々の木霊を感じさせる何かを私は感じたかった、、、、、がドイツ的清潔、完全清潔な整備がブルドザーの如く綺麗さっぱりと全てを削り取った遺跡になっていた。                                                  そんな気持ちで参加者の子供達のお迎え時間に間に合うよう現実に戻り中世のサンザメキから引き戻された。

SEIBI

1月23日   日曜日

最近の、、、いつもの様に、、、、比較的、、、、、、以前、、、、、、

と比較したら、、、大分、早起きの範囲に入る時間帯に、爽快な目覚め。                                                                  それから前日の美味しく炊けたご飯を温め、味噌汁と共に美味しい朝食、、、第一回目の朝食をすませる。                                                              

思えば、美味しい ご飯 を、日本を遠く離れて、、全く日本同様に美味しいお米に出会える事は夢の又夢、、、だった、時代があった、、、、、事が心の奥の奥のどこかの隅に未だに生きている、、、益々、生き生きと。。。。。。。。。。。。。。。。。

ま、、、、、、それは、さておき、美味しい日本米を、、、夢の又夢のキンキンキラキラ光り輝く日本の米とほぼ等しい美味しいご飯で食事を済ませる。                          外はいつもの様に灰色の、、、美しい灰色の世界が私を包み込む様に早朝の空気の中で私を見つめる。。。。。。。。。。。。。。。。。。この美しい灰色、、、、かって私は出会った事があったろうか、、、、、灰色は子供の頃から親しみを感じていた、、、灰色と橙色は私の世界を幸せに彩った、、、変わることなく、いつも私の世界を幸せに満たした。。。。。。。つづく

正月も、、、11日そして、、、、、

いつもの様に典型的ハンブルグ、北ドイツの灰色、、、美しい灰色に いだかれた 朝。   紅茶を頂き、一日を始める。                                                          

浅い睡眠後の今朝、ハンブルグの灰色の空気は優しく私を包む、、、そのやさしさ の美しいグレーの世界を眺める、、、沈んだ景色は散歩へと、、、、、私をいざなう。

殺虫剤の臭いが消るまで、、、、、

私の第一回目のハンブルグ、、、兎に角ヨーロッパの地に最初に住む様になったのは、自分自身信じられないのだが、55年前、、、、、で、その時代には、日本で私を悩ました蚊の様な生き物 がいたには、いたが、気にならない存在であった。、、、、、刺すは刺したがとても、か弱く人間を刺したら、、、それで体力が尽き果ててしまいそう、、、といったか弱い、、、蚊弱い、、、、存在であった       つづきは明日、、、