50才になる長男が当時通っていた幼稚園、、、そして、、、

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、、、そして、その母親が長男を幼稚園に預けてから、路面電車、現在はバス、そのチンチン電車にのり Rathausラートハウス 市庁舎まで出かけ束の間の自由を満喫する出発点の駅。

園児が写真を撮る私を窓から眺めていた、、、長男を迎えに行った当時の思い出が現在と重なって目の前で一致した様。。。。。

当時は”R”の発音が出来なかった私は、RATHAUS と言えず LATHAUS と路面電車の運転手に言ったので、彼は理解できず、何度も聞き返したが、私は私でLATHAUS と堂々と臆することなく何回も繰り返したので、運転手のオジサンは諦めて、一番安い区間の切符を私に渡した。。。。。

1966年から1971年までハンブルグに住み息子が小学校入学前に帰国した。              当時、戦後20年以上は経過していたが、まだ戦争の傷跡が生干しの様にどこかに残っていたが、、、現在はきれいサッパリと跡形もなく至る所、清潔にピカピカに磨き上げられていた。

Zimmer Strasse のバス停から住宅街に入ると、私の住んでいた通り、懐かしいZimmerstrasseには長い年月が幾重にもいくえにも積み重なっていた、、、全てが、久し振りに出したお雛様の様に古色蒼然として私の目に映った、、、

それにしても、至る所 清潔さが光り輝きまばたきの音さえ聞こえる様であった。。。日本も公共の場は清潔だが、ドイツの清潔さは緊張感が漂い異常というか息が詰まりそうな境地に入っている。

0ster オースター オスターおめでとう 復活祭

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オースターはキリストの磔刑から昇天までの日をしのび祝う日でキリスト教にとってクリスマスに次ぐ2番目の大切な行事となっています。

オースターをもって、キリスト生誕からキリスト昇天までのキリスト教にとって最大な行事は終了するという事です。

“解らない,知らない” と言った答えは知らなくても、解らなくても大概の場合は言わないドイツ人が、”なぜオスターは卵と兎が登場するのかと質問すれば”殆どのドイツ人は途方に暮れて、最後に “知らない” と答える。                   それで、、、それでも尚、努力の結果引き出した答えは、”卵は春、生産、発展、出発を意味するので、、、、”

写真はご近所の庭先のオースターの飾り。

修復工事中の聖人と展望。。。東に向かって建てられているドイツの教会、なぜ。。。。。

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ゴシック様式の教会は上へ上へと人々の願いの様に天にのびている。                   現代では天国の存在を信じる人はいない、、、とは断言できないが、、、いるとしてもごく少ないだろう。にもかかわらず、そうあって欲しいという願いは、どこかにひそんでいる。

宗教欄には、仏教と書くが、仏教についての知識は殆どないにも関わらず、ながい年数をドイツに生活して、つくづく、私は仏教徒なのだと感じる事がある。

修復工事の完成後は、塔のてっぺんまでエレベーターで天国に近づき、ハンブルグ展望が望めるようになる様だ。                                                        完成した暁には、是非この写真の男の子の様にハンブルグの全容を眺めてみたい。。。

壊滅状態に、蜂の巣の如く爆撃された、、、何かこのエネルギー、狂気なエネルギーが虚しく伝わってくる空間をどんな風に風化し現代的に再現するかと、、、楽しみにしている、、、

Pnoramalift,,,sonderpreis!!   wegen eingeschränkter Sicht                         パノラマリフト、、完全展望不可能につき特別料金金!!、、

と抜け目なく宣伝しているが特別料金でも結構高い!                                                                    Während der Sanierung Geöffnet 修復中参観可能

小さな改札小屋まで用意し宣伝これ努めているが、私を含めて特別料金にも関わらず、宣伝の甘い誘いに乗る人はいなかった。。。風の強い日だった事もあるのか、、、私には、とても冷たい風だった。

ドイツの東方に聖地イエルサレムが位置しているので、ドイツでの教会は祭壇がイエルサレム、東に向かって建てられているという事。。。方向音痴になった際、知っておくと便利。

ドイツの生活には、常に戦争の足跡の響きが聞こえる。

アルトシュタット

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市庁舎の後ろ辺りから生き生きとした運河の表情が動きだす。                                              昨日Digovaで求めたマロングラッセが私の味覚では乾燥しすぎているのでジューシーなものに取り換えに出かけた。

オーナー、女性、のマロングラッセの講義を受け。。。私の味覚に合うジューシーなもと取り換え満足し、店の前を流れている運河に沿って立ち並ぶ、、、正確には立ち並んでいたであろうと想像される、現代は一部修復され、、、1800年代の建造物の写真を撮っているうち、気が付いてみれば市庁舎の後ろに出ていた。

第2次大戦で殆ど壊滅状態に爆撃された教会が、、、兎に角、救えるものは何はともあれ全てかき集めて一部再建した、、、ある品位を備え誇り高く、何か信仰の源の形の様に聖女の様にそこにあった。

写真は修復中の1800年代後期の建物。

ハンブルグ と 運河 と 私の泉

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市庁舎をめぐって曲線を描き、やがてエルベ河に流れ込む運河はハンブルグの景色に変化と情緒をあたえている。                                                     その市庁舎からほど遠くない運河に沿った散歩歩道は、小箱の中のとっておきの宝物のようだ。    はにかむようにそっと佇んでいる歩道には、何気なく品位と沈んだ華やかさを湛えたモード、チョコレート、紅茶の店そしてカフェーが並んでいる。。。。。私の泉

4月5日 中華ドンブリと天ぷらうどんソバ・・・段味のススメ

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今日は朝早くから思い立って運河辺りまで散歩へ出かけた。。。というよりはSparkasseへ出かけた。。。。。どういう訳かその後、・天ぷらうどん・がむしょうになつかしくなり、家に着くや否やすぐ実行。正確には・天ぷらうどんソバ・

中華ドンブリと聞いただけで、頭の中ではもうあの中華の味わいが漂い始める、、、それなのに、味わっている現実は純日本、、、でもその段差、、、段味@@@は悪くないものです。。。。。写真は初春のKielortallee

左後方のレンガで縁取りした家の3階、、日本式4階、、が私のハンブルグの我が家。

はんぶるぐ クンストハレ  モネ初期の静物画に出会う。。。思いがけない出会い。

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ハンブルグのクンストハレで思いがけない新鮮な予期せぬ出来事に出逢った。                                       写真のモネを始めゴーギャン、ドガ、モネなどの素人には余り知らていない、、、というか、教科書などにはお目見えしない作品が展示されている。。。。。。新しい楽しみが嬉しかった 。

アルスター湖に続く運河が市庁舎の近くまで流れている。                    その運河の一つに面した瀟洒な通りにチョコレート専門店、何気なく構えている紅茶専門店、目立たなく洒落たモード店、カフェー、、、カフェーの野外テーブルがそのほっそりと美しい運河沿いの散歩歩道に所狭しとまるで紫陽花の花が今盛りと咲き出したかのように並ぶカフェーのテーブルと北欧の初春のはかない陽光を浴びる人々。。。私には北欧の春の空気は冷たくカフェーの中に留まり紅茶とケーキ、Apfelkuchenリンゴパイを注文する。DSC_5427DSC_5428

タイトルの静物画はモネ、”梨と葡萄” 。                                       後期の有名なモネの絵、 池の蓮の絵の連作を、 そう思って鑑賞すればどこか何かが見え隠れしたある”動き”を感じさせる。