「名物」というドイツ語、フランクフルトの名物。

DSC_3339.jpg

「名物に美味いものなし」 という諺が日本にはあるが、ドイツ語にもないわけではないが、日本語の「名物」はドイツ語より意味の範囲が狭く、皮肉や冗談を例外にして、主に食に関する物のみに使われている。

ドイツ語のそれに当たるものは、日本語のように特別な言葉ではなく広範囲に使える。何かそこにドイツ人の食に関する熱意グレイドが表れている様な気がする、最も日本人の食に関する興味はドイツ人と比較すれば「常軌を逸する」と言ってもまだ足りない様相を呈している。       兎に角、我が家の笑い話のランク1を長年保っている、、、「食べてなくなってしまう物に、なんでそんなに金をかけるのか」。。。である。

この含蓄に富んだ名文は息子がまだ大学生だった時イタリー研究旅行の際、お土産にチーズ、生ハム、クッキー等を選んでいる息子に友達が言ったセリフである。

それでも尚且つ、フランクフルトの名物はリンゴワインApfelweinとなっている。幾つかの銘柄があるが、この Frau Räuscherフラウ ロイシャー の歴史が古い様だ。   味はさっぱりして辛口で美味しい。アルコール度5.5%                                       お正月の来客、宇宙からフランクフルトに不時着してしまったエイリアンのお土産。      誠意と優しさがこもっていた。

4世紀頃に当時ドイツ,フランス、そしてイギリスを植民地にしていたローマ人がワインの代用品として原住民、ドイツ人はリンゴワインを飲んでいるという事を記した記録があるそうだ。

コメントを残す