4月3日金曜日Karfreitagカールフライタークと尺度

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カーニヴァルの大騒ぎも Aschermittwochアッシャーミットボッホ 灰の水曜日で終わり、40日間の絶食 に入り、その期間が終了するとオースターが訪づれる。
カルフフライタークはキリスト教の祭日の中で一番古くまた一番重要な日とされてい
325年にイースターの祝日が定められられた。
春分(3月21日頃)後の最初の日曜日に定められたイースターはキリストの死から昇天そして復活を祝う日。

木  グリューンドンナースターク。キリストが12の使徒達と最 後の晩餐を取った日
    この日には、緑のほうれん草を食べる習慣のある地方も ある。
金   カルフライターク 。キリストが十字架にかけられ亡く なった日
     Karfreitagは魚を食べる習慣がある。
日  オースターの日曜日。 キリストが復活した日。
    Ostersonntag で絶食期間が終了しこの日は晴れて肉食 に戻る。
    Osterlamm, 羊料理の日。
月  復活際に続く日として祭日。

、、、と以上は私達、「一応仏教徒」 には馴染みの浅いイースターの*内訳*です。
それでいつも不思議に思うイースターと卵、兎の相関関係なのですが、現在まで一番妥当考えられる答えは以下、、、
殆どのドイツ人はその兎と卵イースターのつながりに全く興味がなく、今まで考えてもみなかったという印象だったたが、それでも中には一応努力して、多分ドイツ人自身にとっても初体験のこの疑問から、神社のおみくじみたいに出てきた答えは、、、、、
厳しく暗い冬が去り、待ちに待った光とぬくもり又繁殖の季節の象徴として、又卵、繁殖力に非常に旺盛な兎、、、でした。

それはキリストの復活につながりるという事でもあるのだろうと私なりに結論を出し一応一件落着。

部外者にとって、この唐突なイースターと卵、兎の関係にナゼ、ドイツ人は疑問を持たなかったのか、それはドイツ人に取りそれだけ当たり前の事で、考える必要のない程生活に密着しているという事なのだろう。

例えばドイツ人が日本に古くから伝わる伝統的、或は日常の中での習慣を不思議に思い、どうしてなのかと質問するのと同じように、私達日本人にとってあまりにも日常的すぎ咄嗟に答えが出てこなく、初めて視点を変え改めて見直す事と全く同じだろう。
それで問題は余りにもその理由が唐突であったり、自己の文化的常識と異なっている時の反応の様な気がする。
タイプ1として、思わず笑ってしまい全く受け付けない。
タイプ2として、その違いに興味を持ち、理解を示す。
1、2のいずれのタイプにぞくするかは、一般に的いって、
1は異文化と今まで接触を持たなかった、持つ事が少なかったか、或は異質のものに対して*複眼視野*的に展望しない、したくない、出来ないタイプ。
又物事を「良い」か「悪い」かいずれかの尺度のみで判断し、その良いか悪いかの判断の尺度は異質度による。
2は勿論その反対。

それで勿論 「笑われたら」 誰だって嬉しいはずはなく、それだけで事は時として留まらず、大袈裟に表現すれば様々な不和、争いの種になる。。。。。

最初の写真は5,6年前から開店したバイオパン屋さんの オースターモード ショウウインドウ。
その下は1600年代後半から存続しているという私のよく行くパン屋さんの、色とりどりの卵を散りばめたパン、オースタークランツ、その他のオースターに因んだパンの数々。

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