Gott sei Dank, es ist endlich alles vorbei! 2014年フットボール世界選手権ドイツ優勝

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私は殆どスポーツには不思議な程、興味がない。全く興味がないと言ったら「真っ赤な嘘」になる。なぜなら、こういった国際間の選手権等は興味津々!といった人格に豹変する。
関心をひかれる事は、歴史文化の異なる人々がスポーツの勝敗に対してどんな反応をするかという事で、本来の主体のスポーツは背景に納まっている。
決勝戦数時間前スーパーの買い物客はどこか生き生き、ウキウキしていた。友人と自宅で合同観戦の約束をしているある夫婦の会話は「はしゃぎまくって」いた。
「私のところで一緒に今晩(ドイツは夜10時から試合が始った)決勝戦を見ましょうよ、豪勢な決勝戦パーティと行こうじじゃない、食事、つまみ、それに勿論アルコールは有り余る程充分用意したあるから派手に飲んで、食べてパーと祝いましょ」

昨夜は、私としては結構遅い時間11時頃ベットに入りウトウトしていると、歓声がドッと震動し伝ってきた。
それで、ドイツが優勝をしたのだと思ってどこかホッとしていると、近くから遠くから花火の景気の良い破裂音が重なり重なり響き、これでお終いかと思いきや、思い返したようにまたドドドドドーンと人々の歓声と共にこだましていた。

今朝一番のニュースは 「ケルン、デュッセルドルフ、、、、、、は街中盛り上がり、人々は明け方まで優勝の喜びを分かち合い飲んで明かしたが幸い事故はなかった」 という事だった。
今朝私は、優勝までの長い緊張と興奮の後はいかにと、大した買い物もなかったが、出かけた。
世界選手権試合スタートから徐々に期待、喜びが張りつめ優勝の今朝までのドンチャン騒ぎで頂点に達し、緊張がほぐれ、度重なる勝ち抜き祝いに疲れがドッとでたのか今朝は町中が疲れ果てた、、、という空気が漲っていた。

私のマンションの上に住んでいる知識層に属するリタイヤーした男性に会ったので、ドイツが優勝しましたね、と挨拶したところ、「やっと終わりましたヨ、これであの騒ぎともお別れという事で、ホッとしましたヨ、まったく、ヤレヤレ。Gott sei Dank, es ist endlich alles vorbei!」 という返事だった。
彼の表情は 「縁なき衆生は度し難し」 とでも言っているようだった。

写真は私のバルコニーから見えた感動の優勝花火。ドイツの花火は、音で勝負という予備知識があれば、この写真の素晴らしさが十二分に理解できる。

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