6月最後の日曜日、ラインへの散歩で、まるで現代芸術 オブジェ

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ライン河の前の公園がイヤに明るくなっていた。
公園の大木の数がかなり少なくなっていた、、、勿論原因はあの暴風雨、この写真は大木中の大木、一番大きな大木でした。
ワタクシ、トテモ オドロキマシタ @ @ @ @ @

ドイツ国旗の色、生粋ファンのWM黒 赤 黄金ブレッド

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ドイツ人も、そうおっとりしてない、、、最近は、、、これは、ここのところ商魂に目覚 めたドイツ社会の世界選手権に便乗したWMパンの立 て看板、称して「黒 赤 黄金、生粋ファンのパン」                                
ドイツは1・0でアメリカに勝ち街は最近益々ドイツ国旗を初め世界の国旗が至る所初夏の波の様に街を彩っている。                
日本人の商魂、サーヴィスは 「痒いところに 手が届く」 をとっくに通り越し 痒い でしょ、かゆいでしょ, カユイデショ、、、何 ですって、、カユクナイ!そんなはずはない、かゆいはずです、、、ホーラ、カユクナッ タ、、とチャンスを逃さずあの手この手を尽くすムダの権化の様なサーヴィス、、、これ をサーヴィスと言えるのかどうか、兎に角その挙句の 果てそのムダの権化は心理操作さ れカユクナッタ消費者に達するとアタリマエと言うよりは当然の事となる、、、でも時は
金なり、、、誰がそ の時間と労力の時給を払っているのでしょうか、勿論カユクナッタ 消費者、、だと私は思ってしまうのですが、、ボランティをして家族を養っ ていける筈 はないと思うので、、宝くじに当るよりは低い低いとても低い率で、もしかしたら天皇陛 下から、広く国民の安寧に尽くした、、と いうありがたいお言葉を頂き、恐れ多くも 「???褒章」か或いは少なくとも園遊会くらいには招待を受ける、、、、だとしても、天皇陛下の バッチの名誉だけでは子供の熟の月謝だって払えない。

話を本道に戻して、兎に角、ドイツ人も最近は一昔前から比べると、店員の愛想も良くな り、「買いたければ買ったら」という姿勢から「売り たい、、という努力」を感じさせ る事が「多く」なった、、今昔の感慨。

日本の「お客様は神様です」に相当する「Der Kund ist König」直訳すればお客様は王 様です、、、という言い回しがドイツにはあるが、どうしてこの様な事を言い出したのか悩んでしまい、現状と比べてこれほどの落差を現している諺はないのでは、とつい口走れば満場一致の拍手が聴こえてくる事確実だが、、「神様」と「王様」のどちらが合理的で現実的な問題、環境に優しい生活に寄与しているかとか色んな事を 全くヌキにすれば、やはり「神様」と「王様」の違 いは、表面だけをすくい上げれば雲泥の差。

日本文化のおもてなし、茶の湯の精神からすでに逸脱した日本のサーヴィスに比較する と、ドイツは合理的、環境問題を常に考慮しているのに 対し、日本は全く、まったくと 言っていい程無視、というよりは無視している事にさえ気付いていない人達が多い。
そういった視点から見れば、「雲」と「泥」 のキャストはぎゃくになる。

ドイツ国旗の色、黒、赤、黄金色をちりばめたパン

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因みにドイツ国旗の色を受け持った素材は、黒は黒オリーヴ、赤は赤ピーマン、黄金はトウモロコシでした。

ピッツァには色々なバリエーションがあるが、その中で ピッツァ イタリアーノというのがある。それはやはり国旗の色 緑は緑色のピーマン、赤は赤ピーマン、白は
モッツァレーラを使っている、そこら辺から来たアイデアなのだろう。

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ここ数年ドイツでドイツ国旗を見る機会が多くなった。
1966年に私がドイツで生活を始めたころは、これ程おおっぴらにドイツ国旗を目にする事は皆無だった。
目立たない様に、世界から非難されない様に全てのことに関してドイツ人は気を遣っていた。
高校では常に現代でも戦争、ユダヤ人問題について論議し討論し、アウシュビッツ参観は必須授業、政治家は常に真摯な態度で過去の問題に接している。
戦後凡そ70年、暗いドイツの戦争の足音は未だにドイツ社会の背景にぬぐいきれなく常に響き、またドイツ社会全体が決して忘れてはならない警告として受け止めている。
ここ数年のドイツ国旗そして各国の国旗を大らかに掲げる背景は、そういった過程からドイツ社会自身、また世界も悪夢から成長した証なのだろう。

ドイツの店舗閉店法と WM Weltmeisterschaft 

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神話オリンポス山の神々の気侭な戦い去って日が明けて、、、あるいは宮沢賢治の風の又三郎が隼の如く過ぎ去ったか、、、のようなあの暴風雨の翌日、まるでパジャマ姿、髪はボサボサの茫然とした様相の街の中で屋根の一部が破損されたスーパーマーケット レーヴェの前に、この開店時間延長の宣伝が溌剌とあどけなく、そして心なしか挑戦的に辺りに笑顔を撒き散らしている様だった。

、””WM期間中、24時まで、「土曜日も」、皆様のために、開店””

ドイツには厳しい開店基準法があり日曜日と祭日は1年間にそれぞれ4回開店が許され、開店時間も午後から4時間と規制されている。最近は月曜ー金曜日は24時まで開店が許されている様だが、その改正を大いに活用しているのは、私が知っている限りスーパーのみ。

聖書に日曜日は休養の日と定めてあるという理由から、数年前、日曜日開店についてはキリスト教会が猛烈に反対した。                                                        日曜はアンタッチャブルな文字通り神聖な日であった、土曜日はせいぜい午後2時まで、早い店は12時半閉店、平日は都市の繁華街を除いて昼は昼休みと称して2時間から3時間は閉まっていた、、繁華街でもヒョットすると運悪く閉まっている事もあった、、、そんな世の中に平和が漲っていた、昔の黄ばんだ琥珀色の手紙の様なその神代の時代から、パン屋さん、花やさん、新聞を扱う店はとても厳しい時間制限はあったにしろ週末は開店していた。人々はまるで砂漠でオアシスに出会ったように、人生の最大の目的のように開放感とある華やかさの漂う土曜日の限られた数時間をそれぞれの目的の「水」を求める事に費やした。                               1966年初秋、北ドイツで生活を始めた私にとって、その土曜日の華やかに緊張した、そして充実した時間と花がいかにドイツ人の生活と密着しているかという一面を現していてとても印象深かった。

WMが近づくと、国旗のオンパレード、、、

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最近の日本の事情には余り詳しくない私だが、印象としてドイツは何か事ある毎に国旗を目にする機会が日本より多いような気がする。                            それはドイツ、ないしはヨーロッパが成立している地形によるのだろう、常に隣国が控え良いにつけ悪いにつけ隣国あるいは隣国の隣国と密着に生活があるからなのだろう。    常に自国と他国という意識が無意識、意識の中から去る事はないからだろう。          お互いの利害関係がヨーロッパの歴史を作り、一つのヨーロッッパという歴史の中でそれぞれの国が主張し回転し発展する中で国旗というものが身近な生活の中の意志伝達の象徴になる事は自然な事なのかも知れない。

居酒屋の世界フットボール選手権を狙って客を迎える商魂は町中に旗、旗、ハタ、はたの波をつくる。