この木の下を通ると何か安心し、「そうだそうだ、そういうものなんだよ、世の中は、、、、、」 そんな呟きが聴こえるよう、、、最近幻聴気味、、、、、?
月別アーカイブ: 2014年5月
いつになく明かるく親切、、、、、明日は選挙
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緑の党 と ディー リンケ 旧東ドイツ政党SED、東西統一後改名し過去の暗いイメージを払拭し衣替えディーリンケとスマートな党名になったが、歌舞伎の引き抜きの早替わりの様には勿論効果は期待できず、東西統一後数年は西ドイツ側からペストの如く忌み嫌われていたが底辺社会層をターゲットに最近は西に序序に基礎を築いている(7%-9%)。街角の選挙インフォメーションのブースの前を通ると、愛嬌を振舞いて外国人である私に話しかけるのはこの党が比較的多い、、、外国人として不満の多い生活、、、不幸な人達が好きな党にとってマッテマシタの人物だったのか、、、。 緑の党は前選挙で4%ハードルすれすれの得票数でドイツ連邦議会の議席を際どいところで守った。前選挙以前はインテリ層に受け着実に市民の間に浸透していたが、批評家によれば、「思い上がり」 が惨事の原因、、、という事で責任を取って党幹部の新旧交代をしたばかり。
メアケル首相の党 CDUキリスト教民主同盟
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SPD社会民主党とFDP自由民主党
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前選挙で4%のハードルを越える信頼を国民から得る事の出来なかったFDPは国会の議席を党設立以来初めてて失った。その隣はSPD社会民主党。長い野党生活から現在メアケル首相率いるキリスト教民主同盟とは旧来の「。。。。の仲」を解消し仲良く与党に落ち着いている。 これらの 政党の選挙運動時の外国人である私に対する反応は興味深い。まず躊躇する反応と外国人だから多分選挙権がないだろうと初めから諦めている、或いはムダな行為と決め込んでいるのか、とにかく複雑な感情の葛藤の末、無視反応とが大体半半である。たまに話しかける勇気ある、あるいは偏見の少ないグループがあるが極少ない。長くドイツで生活しているドイツ国籍を所有していない外国人にも選挙権を与えよう、、、という意見が最近、国会で議論されているが、そうだったら躊躇せずに外国人の私にも差別せずビラを配り話しかけてくるべきだと選挙時買い物に出かける度に思う、、、大きな可能性を秘めた選挙民を前にどうして先の事が見えないのかと不思議である、、、と考えたとしたら、それは読みが浅い事であって、その姿勢は、提案はしたものの真面目に考えていないという事ではないかと勘ぐってしまう、ドイツ在住ウン十年の素直な心を失った人の意見、つまり私の思惑。