いつになく明かるく親切、、、、、明日は選挙

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緑の党 と ディー リンケ                                         旧東ドイツ政党SED、東西統一後改名し過去の暗いイメージを払拭し衣替えディーリンケとスマートな党名になったが、歌舞伎の引き抜きの早替わりの様には勿論効果は期待できず、東西統一後数年は西ドイツ側からペストの如く忌み嫌われていたが底辺社会層をターゲットに最近は西に序序に基礎を築いている(7%-9%)。街角の選挙インフォメーションのブースの前を通ると、愛嬌を振舞いて外国人である私に話しかけるのはこの党が比較的多い、、、外国人として不満の多い生活、、、不幸な人達が好きな党にとってマッテマシタの人物だったのか、、、。                      緑の党は前選挙で4%ハードルすれすれの得票数でドイツ連邦議会の議席を際どいところで守った。前選挙以前はインテリ層に受け着実に市民の間に浸透していたが、批評家によれば、「思い上がり」 が惨事の原因、、、という事で責任を取って党幹部の新旧交代をしたばかり。

メアケル首相の党 CDUキリスト教民主同盟

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最近このCDUのブースの前でこの外国人の私にありったけの愛嬌を振りまいてビラを渡すので、外国人である私曰く「私は選挙権がないので、こんな事をしても良い投資にはならないと思うけれど」  最高の取って置きのニコニコ顔のドイイツ人市議会立候補者曰く「とんでもないそんな事全く構いません」  外国人である私も朝日の様に輝く日本式笑顔で曰く「フィーレン ダンク有難うゴザイマス」          私の買い物通り、ノルトシュトラーセは、細心の注意と努力を注いで磨きぬかれたガラス窓のように、異常に、、、これはイイスギ、、、朗らかで明るい空気が漲っていた。

SPD社会民主党とFDP自由民主党

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前選挙で4%のハードルを越える信頼を国民から得る事の出来なかったFDPは国会の議席を党設立以来初めてて失った。その隣はSPD社会民主党。長い野党生活から現在メアケル首相率いるキリスト教民主同盟とは旧来の「。。。。の仲」を解消し仲良く与党に落ち着いている。                                                 これらの 政党の選挙運動時の外国人である私に対する反応は興味深い。まず躊躇する反応と外国人だから多分選挙権がないだろうと初めから諦めている、或いはムダな行為と決め込んでいるのか、とにかく複雑な感情の葛藤の末、無視反応とが大体半半である。たまに話しかける勇気ある、あるいは偏見の少ないグループがあるが極少ない。長くドイツで生活しているドイツ国籍を所有していない外国人にも選挙権を与えよう、、、という意見が最近、国会で議論されているが、そうだったら躊躇せずに外国人の私にも差別せずビラを配り話しかけてくるべきだと選挙時買い物に出かける度に思う、、、大きな可能性を秘めた選挙民を前にどうして先の事が見えないのかと不思議である、、、と考えたとしたら、それは読みが浅い事であって、その姿勢は、提案はしたものの真面目に考えていないという事ではないかと勘ぐってしまう、ドイツ在住ウン十年の素直な心を失った人の意見、つまり私の思惑。

5月最後の金曜ドイツ体験はメアヒェン中世おとぎの国  中世散策その2

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中世の防壁に囲まれた街の屋外劇場                                    ドイツのおとぎ話を子供達がワクワク、ドキドキ、そして真に迫って涙ぐむ、、、正にLiveで中世を経験。                                                  この色彩といい、登場人物の表情、特にこのオバアサンの表情がドイツの隣の山田さんのオバアサンのようで魅力がある、、、、、毒気がないのが玉にきず、、、それでこのヘンゼルとグレーテルらしき二人の驚き様もどちらかと言えば、アッケにとられているといった方に近いのかも知れませんね。

アリストテレスの3段論法により証明された、白い衣装の白雪姫と7人の小人

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昔、昔といっても私の昔の話ですが、日活映画あるいは松竹映画の宣伝ポスターにこんな絵があったな。。。。と思い出す。上記同様、これは中世の城の廃墟の中で上演される子供向けお芝居の予告編。

まったく普通の女の子といった風情の多分、、、白雪姫。。。前に勢ぞろいしている7人の小人。。。らしき小人達から想像して、、、白雪姫という事がその前提で証明されるので、故に前に勢ぞろいしている登場人物は、7人の小人と同様に証明される。   目出度し、メデタシ、めでたし  の週末前の金曜日の開放感の中で中世の世界にさ迷い、酔った私達のおとぎ話でした。

中世の厳しい城門

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いかめしく難攻不落の城門からかってのライン河を行き来したであろう戦闘船の勝どきの喚声、そしてまた、或いは砂漠を横切り遥か遠いアラジンの国、中東からの貴重品、香草、香辛料、絹織物、、、を取引する男達の生き生きした混乱、遠方の窓からは優雅な衣装を纏った淑女達のさんざめきがその闊達な動きの中に木霊し、そしてひょっとしたら白雪姫と王子様も幸せにくらしていたのでしょうか。

ki-mono

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日本デーの翌日5月18日、私の日曜日の朝のライン河の散歩で出会った光景。

着物を着て帯らしきものを締め、日曜日のブランチ ? をラインに浮かぶ屋形船の前で楽しむドイツ女性。                                     テオドール ホイス ブリゥッケ の手前でUターンし、その帰り道に話しかけたいと思っていたが、残念ながら彼女の着物姿はすでに見あたらなかった。

金曜ドイツ散策は中世の街-その1

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image                      古代ローマ人が基礎を築いた街、いつからとはなくいにしえの時が語り伝えたドイツの伝説の街、混沌としたドイツ創成期の人間ドラマ、、悲劇の英雄の街、頑丈な2重の扉に守られた中世の街と21世紀の犬、、、或いは、、、21世紀に迷い込んできた中世からの犬、、、、、