紀元前4世紀から、、、蓋付きガラスのうつわ、、、ギヤマン

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2月14日 金曜はグラス博物館の訪問をした。
写真は蓋付きのガラスのうつわ。
かけた器の蓋とうつわの形が優雅に紀元前4世紀の歴史を語っているようだった、、、美しかった, まるで美が完成したように。

凡そ紀元前10世紀から現代までのガラスの歴史とその作品を鑑賞する。
歴史の流れ、作品の背景の襞を紐解く3時間はあっと言う間に通り過ぎた。
私達日本人にはない*ギヤマン*の歴史の深さを体験する。
*ギヤマン*という言葉のエキゾティックな響きは、透き通り切なくなるほど繊細なうつわを初めて目にした人々の感動と感嘆ががちりばめられているようだ。

アールヌーボーを代表する日本人には馴染みのあるフランス作家、ガレとその時代の人々の作品の質もさる事ながら、幅広い蒐集に驚嘆した。

写真は現代無意味な残酷極まりない戦争を繰り返しているシリア、或いは現代 EU の問題児ギリシャ出土。

Gulaschusuppe グーラッシュズッペ 東欧風肉のシチュー風スープ                     *下記注* 好/狂辞苑、を参照

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2014年2月の料理は東欧風の、体の芯から温まる牛肉のシチュー風スープでした。
右手前は健康志向サラダ。。。古代麦その他のビタミン、ミネラル、鉄分、カルシュウム、、たっぷり豊富なサラダ。
中央はグーラッシュ、左は意外な素材の組み合わせで、想像外に簡単に出来る *みたらしニョッキ*
そして今回はクールな味と食感の香草ザルバイの登場。フランスのコクの深い赤ワインと共に2014年第1回の料理でした。

注 *みたらしニョッキ*
みたらしニョッキとは、変化自在のニョッキを指す、ある時はニョッキ、そしてある時は何と、、、「みたらし団子」 に変化する。
逞しい創造力を迫られる海外生活から生まれた涙ぐましい食に関するダキョウをユルサナイ日々のセッサタクマのドリョクから生まれたサバイバル日本を偲ぶ味。                kazukokooking 好/狂辞苑から

日曜日のミサ 始めに言葉ありき

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私は毎日曜日の朝、異教徒であるわたくしは、ラジオのミサの実況放送をききながら、朝食をする。
宗教欄で宗教を問われれば、私は仏教と書くだけの紙上だけの仏教徒で実践的仏教徒ではないし勿論の事言う間でもなくキリスト教には帰依していない。
では何故毎日曜日にラシオとはいえ、ミサの実況放送を聞くのかと問われれば、興味、もっとはっきり言えば、好奇心からで、仏教のお坊さんは魅力に乏しいからキリスト教に改宗しようとかそういった類の理由はない、、、ミサでどんな事について話すのかという事とキリス教の神様とバイブルについての知識が得られるからという以外には他のシタゴコロも、オモワクもない。

今日はミサをライフで経験した。
折々、しかもキリスト教徒でない私が、時々教会に入って、いろいろ様々な日常生活の出来事について八百万の神的思考から勝手にお願いをするので、今日は感謝の気持ちを伝えたかったのでミサに赴いた、、、、、、折り目正しく仏教徒、神道の端くれとして礼儀を尽くすというほど緊張した雰囲気ではないが、でもお願いしたらお礼を言わないとやはり気になる、、、が、考えてみれば、サンタさんが仏教徒の国で有無を言わせずアレほど歓迎を受け、国を挙げておもてなしをしているのだから、、、とは思いませんが、兎に角、心の広い神様は許してくださるだろうと都合の良い解釈をして時々教会に入り、ローソクを買い、1つ50セントだがお願いが多い時は奮発して1ー2ユーロをお賽銭箱(横においてある寄付あるいは喜捨としてお金を入れる箱)に入れ火を灯し、祈る。

ミサには、お説教をする人とお説教を聞く人達の間に唄あり、合唱あり、言葉での受け答えがあり一方通行でない、交流がある。そのミサでの受け答えは何百年もの間、受け継がれた聖書の中の問答であるにせよ、ミサを通して何回も様式化された会話のような交流があり、歌あり合唱あり、パイプオルガンの演奏が全てを厳かに演出しどこかオペラ或いはミュージカルの原型をみているようで、またそれは身近かな日常生活の中にも、もぐり込んでいる様にも感じられる、、、例えば身近な日常の買い物みたいだなーなどと時々思うことがあったりする。
買い物だけに留まらないが、このキリスト教文化の全てはお互いの意見の交換から始るようだ、、、始めに言葉あり。

写真はミサが終了し司教から聖餅を受けている人々。
この写真はひんしゅくを買わないため、日本にいる息子に送るという理由を言って撮影した、、、そして実際にそうだった。

ゲーテがかって、1792年、訪れた館

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1月最後の金曜日ドイツを探索は、ゲーテ博物館だった。
世界の文豪で知られているゲーテの生い立ち、友好関係、作品について、ゲーテが生きた時代背景など,などナド等が展示されている。
参加者の最も関心、興味を惹いたテーマは勿論の事、言うまでもなく第一に、第二にも、そして第三にも彼の作品についてでしたが、、、又同時に私達凡人にとって身近に大文豪に共感、人によっては反感を持ち、、、或いは興味シンシン、思わずのめりこんでしまったテーマは何だと思いますか?????
それは日本では殆ど知られていない、勿論、、、いえ意外と、、、彼の私生活でした。  こういう破廉恥、、、ゲーテでなくて私達デス、、、な人が多いので、週刊誌が売れるのですヨネ。

写真は21世紀の交通地獄の中のゲーテ博物館。
この館はかってゲーテがを訪れた時代は深い公園の中にひっそりと佇んでいた。
ゲーテが知ったら、さぞかし顔をしかめファウストの地獄のようだ,或いはそれ以上だと呟いたかどうか、、、、、。